賃貸にずっと住んでいると、「自治会」だの「組合」だの
そういう地域ぐるみの組織には普段殆どかかわりが無いですが
自分の自宅ともなると、こういう組織に大なり小なりかかわりを持つようになります。
それに、しっかり月々の金額に「修繕費・管理費」を取られているのですから
無視できない事柄ですよね。
中古マンションを探している最中にも思ったのですが、
同じ地区年数でも見た目や廊下の綺麗さなど
10年以上もたってくるとそこそく差が出てきます。
新築マンションだと、新しい部材をつかってるし
その時に流行している設備なども一通り入っているので気になりませんけどね。
私は今のマンションに引越をしてきて最初に気に入ったのは
管理人の方の人柄が良かった事。
引っ越すときのトラックをどこに置いたら良いかとか、
リフォームの手続きをどうしたらよいとか
入居前に色々と聞きやすかったし、親切にしてくれたので
引越しもスムーズにいきました。
日々の通路のお掃除や点検業務などもきちんとやっていらっしゃるし
住民との挨拶もいつも笑顔で感じが良いです。
管理組合の総会も月に一回行われ
議事録も各個毎に配られます。
先日は修繕積み立て費の会計も報告が来ていて
今の所黒字ということで運営は上手くいっているようです。
運営が実際にちゃんと行われているかどうかは
入居してみないとわからない部分もありますが、
仲介してもらっている不動産屋におねがいすれば
マンションの修繕積み立て計画書を見せてもらえますし、
マンションの見学をする際は、自分が住む家の中だけじゃなく
周囲の状況
・廊下の清掃は行き届いているか
・マンションに住んでいる人達の雰囲気
・ポストや共用スペースの状態
・管理人の有無
・駐輪所やごみばこスペース・駐車場の状態
なども見て、総合的に判断する事も必要だと思います。
そういう意味では、今のマンションに越してきて
管理体制は高級マンション程ではありませんが、
月々払っている管理費にみあうだけの対処を
していただけている満足感を感じます。
賃貸に住んでいたときも
月々数千円でしたが共益費を取られていました。
でも、その数千円の共益費がどうやって使われているのか
まったく不透明だったし、
夏場に花壇のツルが伸びきっていてもそのまま。
通路の電気が消えても、こちらからお願いしないと付け替えてくれない等
「だったら管理費とらなくてもいいんじゃない?」
と、疑問がわいてくる事も多々ありました。
賃貸だとその辺は、有る程度目をつぶれる部分だったりしますが、
こと、自分が買った家ともなると話は別で
住民と管理組合の取り組み方次第では
資産価値が急激に下がりうる事もあるわけですから。
そういう意味でも、私自身
少しでも共用スペースを綺麗に使う等
住民側として気遣う事も忘れないようになっと思います。