2012/10/01

機械式駐車場の弱点

我が家には車が無いので、使う時は実家から車を借りるか
レンタカーを借りて済ませるかする事が多かったので
今まであまり駐車場の事を深く考えていませんでしたが、
車をもっている人にとっては、駐車場がマンション敷地内に100%確保されているかどうか
重要なポイントだと思います。

都内のタワーマンションなどですと、
戸数も大規模になるので、まず敷地内に100%駐車場が有るというケースは少なく、
そのかわり駅までのアクセスがいかに良いか?
というのが問題となりますが
地方に行けば、駐車場が必要となります。

我が家の駐車場は80%程度のキャパしかないので
常に空き待ち状態になっていますが、
築年数が経って行くにつれてマンションの賃貸率が上がって行き
そうすると空き家になる時期も多くなってくる事から
100%で有る必要性というのはマンションの初期の頃だけかな?
とも思うようになってきました。

それよりも、駐車場がどういうスタイルなのか?

の方がよほど重要で、管理費にもその分反映してきますし
大切な要素だと言う事に最近気付きました。

家のマンションは2段の機械式となっていて
地下に1台、地上に1台車が入るようになっています。
地下に車がある人はボタンを押して地上に車を押し上げて出庫します。

マンションが機械式になってる事が多い理由としては
駐車スペースの確保がし易い点にありますが、
逆にメンテナンス費用は保守点検などを考えると
機械式のタイプはそうでない場合と比べてかかってしまいます。

また、地震の際や台風などの際に
地中に車が納まる形態だとリスクが高いことが分かりました。
例えば台風で冠水してしまった場合、
地下にある車は地上に避難させておかないと
車ごと水びたし・・・なんて事になる事もありますし、
地震の時はアスファルトやコンクリートにひびが入って
思わぬ補修費用が掛かったりしてしまいます。

こういった修理は修繕積み立て費から出費されますから
機械になっている部分が多ければ多い程
メンテナンス費用はかかる
という事だと思います。

新築物件であれば当面そんなに気にする事でもありませんが、
15年も経ってくればガタは来ますし
中古物件をお考えの場合は、少し気にしてみる
事項かなぁと思います。